イラストを描いているとき、顔は上手く描けたのに手が変!という時ありませんか?手を描く時は指の向き関節の場所を意識してアタリをとって描くと描きやすいです。
手は様々な動きをするから難しいですが、手は第2の顔!と言っても過言ではありません。かっこよく描ければ描いたイラストもかっこよくなるので練習していきましょう!
ここではいろんな手を描けるようになるコツを教えます!見本のイラストもありますので、ぜひご覧ください。
手のアタリをとる!
アタリとは配置を決める目安みたいなものです。顔も体もアタリをとって描くとバランスよく描けます。それと一緒で手もアタリをとると描きやすいのです。
手のアタリのとり方ですが、手の平は手の土台になるところでパウンドケーキみたいに上は丸っぽい四角を想像します。親指の位置に三角おにぎりをくっつけます。
そしてパウンドケーキとおにぎりから関節の「○」足して描きます。ごちゃごちゃするので指の先っぽと第二関節と指の付け根にだけ○をつけてます。そしてその周りをなぞるように線を描いていきます。
太い指にならないように気をつけて描くとかっこいい手が描けます。そしてシワなどを足していくと手の出来上がりです。
男女で手の描き方の違い
また、性別によっても形がかわるのでパッと見で男性か女性か分かりやすいように女性は細く長い三角をイメージ、男性は太く四角いイメージで描くと良いです。女性は指先を細く、男性は指の太さがそのまま 指先まであまり変わらない感じで描きましょう。
手首は自分の手首を触ってみたら分かるのですが、ぽこっとでっぱりがあります。そこも気を付けて描くと手首らしさがでます。
年齢別手の描き方
赤ちゃんはまんまるで、成長するにつれて細く大きく骨張っていきます。小さいうちは手のシワもほとんどなく年配の人になっていくと増えていきます。
手首を描く時も太さの違いや骨張っているかなど描き方を意識すると大人か子どもか分かりやすくなります。
手の甲にも指から手首に伸びる筋があるので手の甲を描く時はしっかり描きましょう。
いろんなポーズの手を描く
手はいろんなポーズができます。物を持つ手、指先の方から見た手、握ったり開いたりいろんな形になります。
手の厚みや関節の場所、土台の四角はどう曲がっているかを意識するとリアルな手が描けます!
手の平には厚みがあり、親指や他の指を動かすと手の土台のパウンドケーキも一緒に折れ曲がります。指先は手の平に向かって曲がります。曲がる関節の骨を意識してその周りを角っとまげて描くといいです。
指は可動域を意識しないといけません。第一関節だけ動くなんてことはないですし、手の平の中央に向かって曲がるので、曲げた時の指が外側に広がったりしないように気を付けましょう。
指の付け根にあたる第三関節は手を握った時等にはぽこっと出っぱっています。筋や骨を意識して描き、シワもつけるとリアルな手が描けます。
自分の手を観察しながら描いたり、ポーズをつけた手をスマホで撮ったりして見本にして練習しましょう。
まとめ
手の描き方のポイント!
①手もアタリをとる!
手のひら(土台)の四角はパウンドケーキ型。手の平の厚みを考えてアタリを描きましょう。
関節の目安を「○」等で描く。第一関節だけが曲がる等不自然な形にならないよう、自分の手を動かして観察して描きましょう。
②女性は長三角、男性は四角をイメージ。
女性は指先は細く、男性は指先の太 さはあまり変わらないイメージで描きましょう。
③赤ちゃんは丸く、年をとるとだんだん縦に伸びていく。
子どもは丸みをもっていて指も短く、大人になってくと関節以外が細くなりシワも増えていく。骨や筋を意識して描きましょう。
④いろんなポーズをつけるときは、手の厚み、関節、手のひら(土台)が曲がるところを考える。
指を曲げると土台も曲がります。曲げると関節の角ばったところも目立つので気をつけて描きましょう。
あとは何回も描いていくことが大事です!すぐには上手になりません。でも描けば描くほど慣れていき満足できる手が描けるようになっていきます。
自分の手を観察しながら練習したり、アタリを使って練習したりして手をいっぱい描きましょう。慣れてくればアタリを細かく描かなくても描けるようになってくると思います。
一緒に絵を楽しんでいきましょう!
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