子どもが小さい時は頻繁に突然熱がでたり、お腹痛いといったり、ぐったりしたり具合が悪くなって慌てる事ってありますよね!
うちの子どもたちも何度もかかった嘔吐下痢症。ひどい時には水分をとってもそのまま吐いてしまい点滴を受けに行く時もありました。
吐き気がおさまっても下痢が始まり、だんだんほっそりと痩せていく姿は看ててつらいですし、そのお世話も大変です。
この記事では、そんな嘔吐下痢症に子どもがなってしまった時にお家でできること、実際に役に立った物をまとめました。
子どもからの不調の訴え
子どもが体調を崩した時、子どもの様子から何か変だなと気づいてあげられても詳しくは分からず、熱や嘔吐など症状がでてから慌てて対処をするしかありません。
小学生高学年くらいになると「頭痛い」「気持ち悪い」「吐きそう」などしっかりと伝えてくれるようになりますが、もっと小さいうちは熱でも嘔吐でも「お腹痛い」と言うことがあります。自分の異変を詳しく表現する事が難しいのです。
そして嘔吐下痢症になる時に一緒に熱がでることもあります。今はコロナやインフルエンザ等いろいろなウイルスを疑い心配になる時期です。
何からの熱かは判断が難しいところですので、嘔吐するかもしれないと心構えをしておくと少しは落ち着いて対処できると思います。
もしもを疑って心構えをしておくと慌てなくていいので、その一つの情報として子どもが嘔吐下痢の症状がでた時に用意して助かったものを紹介します。
嘔吐下痢症で必ず必要なもの
- 水分
嘔吐下痢と言う名のとおり、まず吐く事から始まって下痢に移行していくことが多いです。吐くという症状がでてまず気を付けるのはいつでも吐けるように袋を側におき、【水分】を準備することです。
嘔吐も下痢も身体から大量に水分を奪うので脱水状態にならないようにする事が大事です。
保育所に勤めていた時には【OS-1】という経口補水液を具合が悪くなった子にあげていました。こういった経口補水液は吸収もいいので嘔吐の時に脱水状態を防ぐ為にも良いです。
うちの子は初めての味を嫌がったりするタイプだったのでいつも飲むお茶やアクエリアスやポカリ等のスポーツドリンクをあげていました。
嘔吐の症状がひどい時は、飲んだ水分もそのまま吐いてしまうという事があったので病院の先生に相談しました。
嘔吐がひどい時は、コップに一口分くらいをちょこっと入れるようにして一気にたくさん飲んでしまわないようにするといいと言うことでした。
一口分しかないと少ないので「もっと飲みたい」と子どもはいいますが、何分か時間をあけてまたあげるといった【ちょこっとをこまめに!】で水分をあげると吐いてしまうことは減っていきました。
「いっぱい飲むと全部吐いてきついから少しずつね!」と話すと、吐くときつい事を本人は分かっているので聞いてくれました。
それでもひどい吐き気で何も口に入れられない、顔色が悪くぐったりしてる等の時は病院で点滴をしてもらうと安心です。
Simplicity | 内部SEO施策済みのシンプルな無料WordPressテーマ役に立つ物
- ラムネ
吐き気がひどい時は食欲も出ず、食事もなかなかできなかったりします。そういう時に病院ですすめてもらったのが【ラムネ】です。
ラムネは口の中で溶けてしまうのでお腹がキュウっと痛むことが少なく、少しは糖分もとれるのでということでした。手軽にあげれるし、本当にお腹を痛がる事はなく助かりました。
Simplicity | 内部SEO施策済みのシンプルな無料WordPressテーマ- 防水シート(おねしょシート等)
小さい子は袋の中に吐いてと言っても寝たまま吐いてしまったり夜中でも気づけばお尻が汚れてる等、なかなか間に合わないことが多いと思います。
具合がよくなるまでは赤ちゃんの時オムツ換えで下に敷いていたシート等の防水性のあるシートを敷いておくと、敷布団までは汚れないので安心です。
布団などの大物は洗うのも大変ですので、用心して損はないと思います。
Simplicity | 内部SEO施策済みのシンプルな無料WordPressテーマ- 塩素系漂白剤
排泄物で汚れた物はお風呂や台所で使う塩素系漂白剤で消毒すると、確実です。
保育所ではノロウイルスが流行った時期、アルコールではウイルスが消えないということだったのでハイターを入れた水で汚れた物を浸したり、床やドアノブの消毒をしていました。
排泄物には菌やウイルスが一緒にたくさん排泄されるので、飛散する前に消毒が大事です。
きれいにふきあげても水だけでは乾いた時に残ったウイルスが飛散する事になるのでこういった塩素系の漂白剤を活用して消毒しましょう。
嘔吐下痢症についても排泄物で汚れた物はハイターを入れて薄めた水(塩素水とします。)に浸し消毒してから洗濯すると安心です。消臭にもなります。
洗えない敷き布団や床も、捨てていい雑巾等を塩素水にしっかり浸しあまり絞らないで消毒しながらふきあげると染み込んだ塩素水が消毒してくれます。排泄物の臭いも軽減します。
塩素水の濃度や浸す時間によって色柄物の布なども漂白されてしまうので、気を付けてください。また手も荒れてしまうので、排泄物の片付けや消毒はできれば手袋をして行った方がいいですし、塩素水で拭いた後は水拭きした方がいいです。また必ず換気をしましょう。
ドアノブや電気のスイッチを拭いたりする普段使い用の消毒液の作り方は、500mlのペットボトルに水を入れてキャップ1杯分のハイターを入れます。
常備しておくと気づいた時にすぐ消毒できて手軽で助かります。
Simplicity | 内部SEO施策済みのシンプルな無料WordPressテーマまとめ
嘔吐下痢症で必要な物、役に立つ物は
- 水分(ちょこっとをこまめに!)
- ラムネ
- 防水シート
- 塩素系漂白剤
です!ボロ雑巾やビニール袋、手袋など普段から掃除等で使うものも排泄物の処理には必要ですがだいたいいらないタオルやビニール袋はどのご家庭にもあると思うのでここではとりあげていません。
手袋も実際は着けてる暇がなくそのまましてしまう事が多かったです。(手洗いは入念にしないといけません。)保育所では他にも子ども達がいるので必ず手袋をしないといけませんでした。家庭でもできれば手袋で処理してください。
他に兄弟がいればうつる可能性大なので、何かの為に嘔吐下痢セットとして雑巾と手袋をビニール袋に入れて常備しておくといいと思います。
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